片付けしながら宅浪生

古家を掃除しながらゆったり受験勉強

エール

あちこちでインターハイ予選が行われているようだ。元陸上部(競歩パート)としてリザルトもチェックしているが、今年の近畿インターハイも好記録連発の様子である。

 

昨年は非常に悔しかった。コロナの影響で部活動としての練習はできなかったものの、近所で練習していてかなり身体が仕上がっているのを感じながら、コロナ収束後のインターハイに向けて練習を続けていた。

だが、インターハイの中止の情報が入ってきた。その日は何も考えられず、丸一日布団の中でふて寝した。高校3年間、進学校の生徒であるにも関わらず勉強より部活を優先してきた自分にはダメージが大きすぎた。

結局、日程的に受験勉強との兼ね合いもあって代替試合には出場せず、その前の大会で高校での陸上生活を終えた。その大会で自己ベスト更新は出来たものの、その記録をインターハイ予選で出したかったという思いは残った。

 

未だにその悔しさは残っている。 恨もうにもウイルスを恨んだところでどうしようも無い。政治家達に文句を言ったところで虚しいだけである。「行き場のないやるせなさ」とはこういうものなのか。

 

だからこそ参加者に言いたい。思いっきりやれと。今までにない大激闘を繰り広げて欲しい。そしてその中に自分がいることを想像したい。来年からは同期になる世代だ。その子達との対戦が楽しみで仕方なくなるレースにして欲しい。

 

近畿インターハイ競歩は明日。各都道府県予選を見た感じかなりハイレベルなレースになりそうだ。思う存分歩け。私は1周先で待っている。あんだけ悔しい思いをしたんだ。それくらいの望みは持たせてくれ。