ディアスポラ(離散)

昨日離任する先生が発表された。職員室の半分くらいしか先生の名前と顔が一致しないが、離任する先生のほとんどが自分の知ってる先生、自分に関係のある先生だった。部活の顧問や担任、秋から徹底指導してもらった英語の先生等、お世話になった先生が尽く離任することになった。特に自分の学年の担任団の離任数は凄まじく、80%以上が離任することになっていた。

中には自分がこの間、浪人中の学習アドバイスを聞きに行った先生もいた。多くの学友が、母校に行っても知ってる先生が殆どいない、と嘆いた。自分も、来年合格報告に行っても数人にしか報告できないことになり、かなりショックを受けた。

離任する先生達はもしかすると自分で届出を出したのかもしれない。京都市立高校の中でも我が母校はかなりブラックだと聞く。もしそうだとしたら、我々生徒が卒業するまで残った先生達に感謝しなければならない。

かなりの憶測かもしれないが、三年間その激務に耐えたことは確かだ。それに感謝しつつ、来年先生達に報告してまわれるように、勉強に励まねばならない。